地域食堂あまやどりでは様々な企業・団体と連携しフードドライブをおこなっています。
4月から地域食堂を開設し、6月の活動までどのようにして企業・団体とのコラボレーションが始まったのか、申し込みの流れも含めて紹介したいと思います。
全農ライフサポート山形
4月より地域食堂あまやどりのお弁当に毎回使用させていただいているお米は、全農ライフサポート山形様からの提供です。全農ライフサポート山形様は、SDGsの取り組みとして県内のこども食堂地域食堂に県産米を提供されています。今回私たちは、山形県社会福祉協議会内の子どもの居場所づくりサポートセンターから申請し、精米済みのお米(雪若丸)を30キロいただきました。
申請時には、配送先住所を記入し全農ライフサポート山形様で配送の準備が整うと、事前連絡後職員自ら配達をしてくださいます。地域食堂や子ども食堂1件1件手渡しで、渡されているとのことでした。
生活協同組合連合会
6月13日にフードパントリーをおこなった生活協同組合連合会様との提携は、ホームページにコープフードバンクの記事が記載されていたことがきっかけでした。そこで、生活協同組合連合会様宛にメールをし5月よりやり取りが始まりました。
コープフードバンクに登録するには、基本協定書というものがあり必要事項を記載し郵送することで1年間継続して、自分たちの必要なときに調味料や飲料等をいただくことができるというものです。受け取りは、最寄りのコープセンターとなります。
受け取り日時や時間等の指定(平日)があります。
南陽市立荻小学校
6月13日は市内の小学校の一つ、南陽市立荻小学校の児童が収穫をしたわらびをいただきました。荻小学校では毎年近隣のわらび園に行き、収穫をしているそうです。その収穫したわらびは、各家庭に持ち帰ったり地区の方々におすそ分けをする活動をおこなっています。
昨年度からコロナ禍の為、地区の方々におすそ分けをする活動が中止になっていましたが、春に校長先生に地域食堂の活動をお話する機会があり、この活動に大変興味を持って下さりました。
今回児童が晴天の中収穫したわらびは、校長先生自ら届けてくださり、お弁当の副菜2品として加わりました。
後日、感謝の気持ちとして学校にお礼状をお届けさせていただきました。
JA山形中央会
6月27日にはJA山形中央会様から、山形県特産のさくらんぼの提供がありました。JA山形中央会様とは、山形居場所づくりサポートセンターからの紹介により食育用のランチョンマットのお知らせをいただいていたことがきっかけでした。
担当職員から、活動日にお届けしたいとお話がありました。そこで、地域食堂の日にちをお伝えして活動日当日に配達していただきました。真っ赤なさくらんぼを手に取った子どもたちは、口いっぱいに美味しそうにほおばっていました。
地元有志の農家さん
毎回のブログでも報告していますが、活動に賛同いただいた個人の農家さんからも毎回旬の野菜を提供いただいております。メニューの副菜として利用させていただき、購入いただいたお客様からも、「副菜が毎回楽しみ!」「美味しい!」との声もいただいております。
まとめ
4月から活動してまだ3か月の私たちですが、地域の方をはじめたくさんの方々に支えられ月2回の地域食堂を運営することができております。
さらに活動を知って地元の団体様他、多くの方に声をかけていただいており、回を増すごとに支援を申し出てくれる団体様も増えています。メンバー一同大変感謝しています。
地域食堂の活動内容を毎月ブログとして紹介していますが、提携・協賛いただいている団体・企業様の紹介も定期的にこのような形で詳しくお伝えしていきます。同じような活動をされている団体様の参考になれればと思います。また、お弁当を手に取ってくださっている方々には、様々な企業・団体・農家様の協力があることを今後もお伝えしていきたいと思っております。
小さなありがとうの花が、地域食堂あまやどりにもたくさん咲き始めています。